クレジットカード審査に通らないようです。審査が緩いところは?

サラリーマンとして堅実にやっているつもりですが、今回海外旅行に出掛けるのでクレジットカードを申し込みました。しばらく回答がなかったので問い合わせてみたのですが、今回は残念ながら、という回答でした。とても残念な気持ちでいっぱいです。申し込んだクレジットカードの審査基準が高かったのかとも思うのですが、審査が緩いところはあるのですか?

審査が緩いといわれているクレジットカードはありますよ

堅実な収入をもとに計画的な社会人生活を維持されている方々がほとんどだと思うのですが、それでも時々、クレジットカードの審査に落ちてしまったという話を耳にします。突き詰めれば、どうしても審査に通らなかった理由はわからないものなのです。

海外旅行に行かれるということですが、そのような時にこそクレジットカードは力を発揮するものですし、逆に海外旅行をすべて現金で間に合わせることは大変骨が折れるし無駄なコストがかかってしまいます。かつてアメリカでホテルに泊まる際、クレジットカードかデポジットかと聞かれてびっくりした経験があります。海外では日本では考えられないほどクレジットカードが生活に密接に取り込まれているのです。

なのでクレジットカードの審査に一つ通らないからといって、それで済ますわけにもいかないでしょう。是非一度くらいの不首尾くらいで諦めないで、相応しいクレジットカードを入手して旅行を楽しまれるようにとお勧めします。

但し少なくとも他社のクレジットカードを申し込むのは時間をあけて、理想を言えば2週間、少なくとも1週間は待ってからの挑戦にしましょう。クレジットカードの発行会社も申込み者の記録をとっていて、その記録を他社に申し込んだ際、判断されてしまうと多重申込みをしているように見えるからです。これを申込ブラックといいます。申込ブラックになってしまうと申し込むだけ無駄に終ってしまいます。

さて、クレジットカードには銀行系クレジットカード、信販系クレジットカード、流通系クレジットカード、そして消費者金融系クレジットカードと大まかな種類を分けることができます。銀行系クレジットカードがもちろん一番審査が厳しい(必要条件が多い)とされ、消費者金融系クレジットカードが審査が緩いということになっています。

もし相談者が銀行系クレジットカードの審査に落ちられたということであれば、次は信販系クレジットカードを試してみられるのがお勧めです。それぞれの系統ごとに審査の基準が微妙に異なっており、また個人信用情報の扱いも少なからず違いがあるからです。

この辺りはトライアンドエラーになってしまうかも知れませんが、クレジットカード取得に関わる期間的余裕と見合いで決められればよいでしょう。つまり急いでクレジットカードを発行してもらいたいのならば、より確率の高いクレジットカードを選ぶことになりましょう。

同じ系統のクレジットカードであっても、条件が良くないクレジットカードであれば、審査が緩いと推定することができます。例えば、キャッシング枠が小さければ、キャッシング枠が大きいクレジットカードよりも発行してもらえる確率は高くなります。

あるいは消費者金融が発行するキャッシングローンカードにクレジット会社と提携したモノも出回っています。ポイントなどの付加機能は期待できませんが、クレジットカードの機能は使えますので、いざとなればこの種類のカードもお勧めできます。

キャッシングのカードローンの審査は非常に緩い

キャッシングのカードローンの審査は非常に緩い状況になっています。誰でも借りることが出来るくらいに条件が甘くなっており、審査の時間も短く利用しやすい状況なのです。これは特定の消費者金融に限られたことではなく、カードローンなどのようなキャッシングを提供している全て消費者金融に当てはまることだと言えます。

なぜこのようなことがいえるのかと言うと、法律的な根拠をもとに融資の条件を厳しくしなくても融資の契約に関して安全性が担保できると考えられているからです。融資に関して金融機関が厳しい条件を相手に要求するのは、貸したお金を返済してもらうためと言っても過言ではありません。

これは反面、融資に関してきちんとした安全性を担保できれば、わざわざ難しい条件を相手に要求する必要がないことを意味します。特に、キャッシングのような少額融資は基本的に多くのお金を相手に対して貸すわけではありませんので、その点だけをもってしても安全性の高さは保障されているのです。

では、具体的にどのような法律的な根拠によって融資の条件が甘くなっているのかと言うと、総量規制と言う融資の枠に関する規制なのです。キャッシングのような少額融資は、一般的な消費者に対して融資を行なう性質上、個人に対して大きな影響を与えるサービスと言うことになります。

個人に対して影響を与えるサービスなのですから、個人の消費者をきちんと保護できるだけの法律的な保障が必要になるのです。これが総量規制です。事実、総量規制は少額融資にだけ適用される特別な規制で、融資の枠に上限を設定する規制の事を言います。つまり、一定以上のお金を貸すことが出来ない規制なのです。

一定以上のお金を貸すことができないわけですから、それ以上の金銭の負担には絶対になりません。消費者の負担を激減させることができるわけです。だからこそ、安全性が担保されることによってカードローンなどのサービスの審査も非常に緩くなっているのです。

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